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電通の2026年の日本全国調査によれば「アセクシュアル・アロマンティック」の認知率は約10%、当事者の割合はそれぞれ約1.5%

電通の2026年の日本全国調査「アセクシュアル・ アロマンティック」の認知率と当事者の割合は…

日本の電通グループの「dentsu Japan」内の組織である「dJ DEIオフィス」が、全国の20~59歳の46658人を対象に、性的マイノリティ(セクシュアル・マイノリティ)に関する「LGBTQ+調査2026」を実施しました。電通はこれまでも2012年、2015年、2018年、2020年、2023年に同様の調査を行っており、今回で6回目となります。

アセクシュアル・アロマンティックも調査対象となっており、日本における言葉の認知率や当事者の数が浮き彫りになりました。

「アセクシュアル」「アロマンティック」の言葉の認知率

「アセクシャル・アロマンティック」という言葉をどれくらいの人が認知しているかを調べた結果、10.7%が「言葉も意味も知っている」と回答し、13.3%が「聞いたことはあるが、意味は知らない」と回答し、76.1%が「聞いたことはなく、意味も知らない」と回答していました。

「ゲイ」「レズビアン」「バイセクシャル」の言葉については「言葉も意味も知っている」と回答したのは、それぞれ90.6%、90.1%、78.5%だったので、アセクシュアルやアロマンティックの認知率は2026年でも他と比べるとかなり低いことがわかります。

ただし、この調査はあくまで本人の自己申告による「認知」の回答であり、実際に「アセクシュアル」「アロマンティック」の言葉の意味を本当に正しく理解しているかまでは不明です。

今回の調査で明らかになった認知率も、ひとつのサンプル程度にとどめておくといいでしょう。

しかし、アセクシュアルやアロマンティックの認知率が他の性的マイノリティの主要なラベルと比べて低い結果になる傾向は、他の調査とも類似しています。

日本全体での認知向上の取り組みが求められます。

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アセクシュアル・アロマンティックの当事者の割合

また、今回の46658人を対象としたスクリーニング調査の全回答者に占める性的マイノリティ当事者の割合は全体で10.6%と、2023年の調査の9.7%から微増となったことがわかりました。これはスクリーニング調査の結果であり、日本全体の性的マイノリティの数が増えていることを必ずしも示すものではないことに留意しましょう。

アセクシュアル・アロマンティックに絞ってみていくと、アセクシュアルの割合は「1.52%」、アロマンティックの割合は「1.58%」となっています。

2023年の調査では、アセクシュアルの割合は「1.56%」、アロマンティックの割合は「1.43%」でした。そのため、ほとんど増減していないことがわかります。

なお、これらの調査では重複して回答することも可能ですので、この2つの数値を単純に足すとアセクシュアル・アロマンティック全体の割合になるわけではありません。そのため、実際はアセクシュアル・アロマンティック全体では割合はもう少し低くなると思われます。

前述したように、アセクシュアル・アロマンティックの言葉自体の認知率が低いので、自分が当事者であるとしてそれらラベルで認識していない人も一定数いると考えられます。

今回の調査で明らかになった当事者の数の割合も、ひとつのサンプル程度にとどめて整理するといいでしょう。

電通の「LGBTQ+調査2026」についての詳細な結果は、以下のウェブサイトのリンクからご確認ください。