任天堂が2026年4月16日に発売を予定している「Nintendo Switch」ソフト『トモダチコレクション わくわく生活』について、アセクシュアル・アロマンティックを含むLGBTQ+のキャラクター設定が可能になっていると話題になりました。
『トモダチコレクション わくわく生活』とは?
『トモダチコレクション わくわく生活』は任天堂が2009年に発売した『トモダチコレクション』(ファンからは「トモコレ」の名で親しまれている)の最新作。今回の新しいゲームでは「Nintendo Switch」を対応機種として、ゲームの根幹はそのままに、面白さをパワーアップさせています。
このゲームは、プレイヤー自身のアバターを作成し、そのキャラクターが生活する様子を眺めたり、世話をするなどができます。その中で、いろいろなプレイヤーの分身であるキャラクター同士が交流することもあります。
新作の『トモダチコレクション わくわく生活』では、キャラクターをより多彩にカスタマイズできたり、新要素があったり、この島の管理人であるプレイヤーができることが増えていることがアピールされています。
アセクシュアル・アロマンティックのキャラも作れる?
そんな『トモダチコレクション わくわく生活』ですが、任天堂が公開した最新映像「トモダチコレクション わくわく生活 Direct 2026.1.29」にて、キャラクター設定画面においてLGBTQ+を包括する項目が備わっていることが明らかになり、話題となりました。
具体的には「性別(gender)」を選択する設定では、「男」「女」「その他」から選べるようになっています。この「その他」は英語版の動画では「Nonbinary」と表記されており、男女の性別二元論に当てはまらない「ノンバイナリー」を明確に意味しています。
また、キャラクター同士が恋愛関係に発展することもありますが、その設定においても「恋愛対象の性別」を「男」「女」「その他」から自由に選べるようになっているのもわかり、そのうえ複数の選択も可能で、選ばないこともできるとメディアは伝えています。
つまり、異性愛だけでなく、同性愛や両性愛、そして無性愛(アセクシュアル/アロマンティック)も表現できるようになったことを意味します。
以前のこのシリーズのゲームでは、同性同士の恋愛ができず、それについて一部のファンが同性同士の恋愛も可能になるように嘆願書をだしていた出来事もありました。それから年月が経過し、任天堂はそうしたプレイヤーの声に誠実に答えることにしたようです。
ゲームメディア「Kotaku」は今回の新作のクィア・フレンドリーな姿勢を「画期的な進歩」であり「大きな前進」と評価しています。LGBTQメディアの「LGBTQ Nation」はこの改善を受けたネットの反応として「Reddit」のユーザーの「本当に驚きました。素晴らしいです」「これこそ本当に夢の実現です」といった感激の声を紹介しています。
この新作ゲームの包括性は、LGBTQコミュニティに広く支持され、賞賛されています。性的マイノリティの人も安心してゲームを楽しめます。LGBTQコミュニティには熱心なゲーマーも多く、『トモダチコレクション わくわく生活』が愛される理由がまたひとつ増えたと言えるでしょう。
